< きりんこ

製作日記

工房からの風景

2004/07/01

工房の夕暮れです。暮れてゆく富士山が一日の疲れをいやしてくれます。春夏秋冬、刻々と変化してゆく富士山の美しい姿に頭(こうべ)をたれています。冬の早朝は赤富士、そして太陽が昇ってくると、純白の富士山がすっとそびえて、言葉も失ってしまう程の美しさです。夏は六根清浄、六根清浄とジグザグジグザグと、富士夜間登山者のライトの明かりが、頂に向かってチラチラ、チラチラと見えます。時々は、キラキラと輝く目をした、きりんこファン・・・(?)、木工ファンの人達が訪ねてきてくれます。糸鋸機械の横で富士を仰ぎ、ストーブで焼き芋を焼きながら、木工談義に花を咲かせています。もし、よかったらあなたも遊びに来てください。

糸鋸職人の独り言

2004/07/01

大型の糸鋸機械(旭工機製)です。もう21年来の親友です。親友・・・?親友!そう思っています。「真っすぐ切れ!回転させながら、直角に切れ!さあ切れ!さあ考えろ!もっと考えろ!」・・・と糸鋸機械が、そんな風に言っているように聞こえました。この21年間、手取り足取り私に、糸鋸の技術を教えてくれた先生でもあります。親友(糸鋸機械)は言葉を発しませんが、木の切り方や、機械の調子などを、その動きや音でいろいろと教えてくれます。ガガ ガァ ガァ ガァ・・・ガァーん!?何の音だろう。耳をすまして、あっちこっち糸鋸の声を聞きます。

ちょっと横着をすると、積木の切り口が、ものすご~く芸術的になってしまって、笑品(笑)になってしまいます。ポ~ンとゴミ箱に投げ入れた笑品を、子供がおもしろそうに手にとって遊んでいます。(切文字職人のプライドが、子供と一緒になって笑っています。)

きりんこの糸鋸屋さん・・・ホームページはないんですか?と、よく聞かれます。う~ん、ホームページ・・・?木工積木は楽しんで作っているので、まして生産量が少ないのに、ホームページを公開したら、注文対応について・・・どうしよう?と、散々悩みましたが、エーイままよと、清水の舞台から飛び降りる気持ちで、息子(14歳)にこのホームページを作ってもらいました。 右上の糸鋸をやっている写真のオジサンが、わたし田村です。糸鋸が好きですから、毎日、ポコポコとアイデアが浮かんできます。心に浮かんだデザインやアイデアを、糸鋸で生み出すことに、喜びを感じています。おもしろいですよとっても!木工をやりたいとウズウズしている人は、木工を始めるには糸鋸が一番良いと思います。糸鋸は誰にでもできて、浮かんだアイデアやデザインをすぐ形にすることができます。特別な技術も必要なく、木工機械の中でも比較的安全です。ホームセンターで安価な糸鋸もうっています。糸鋸に楽しみ慣れて、セミプロ級の作品を作りたい人は、それなりの糸鋸機械を買ってください。きっとその糸鋸が、貴方の技術を向上させてくれるでしょう。糸鋸と、木と、お友達になって木工を楽しんでください。糸鋸でわからなくなったら、お電話ください。

伊豆の空

2004/07/01

伊豆は、空行く雲の美しいところです。仕事のかたわら、毎日、空を見上げています。高い高い大空一面に、花びらをだいたんに散らしたような雲…。ポコポコポコと隊列を組むように、整然と並んで行進してくるような羊雲の群れ。風の強い上空では、グングンと回転しながらその姿をかえ、私のために舞をまっているような雲…。伊豆の空には、驚きのパノラマがあります。一度、空行く雲を見に来てください。あなたも雲と友達になってください。きっと、心が癒されると思います。